岡山で高気密高断熱な家を建てる

2020年、住宅の断熱化が義務化されます。
まずは家の断熱性能を表す数値を抑えておきましょう。

【 UA値 外皮平均熱貫流率 】
住宅の各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮面積(建物の表面積)で割って求めます

【 Q値 熱損失係数 】
住宅の各部位から逃げる熱損失を合計し、延べ床面積で割って求めます

UA = 家の外皮性能(断熱仕様構成の具合)
Q値 = 家の保温性能(最低室温確保の具合)

これらの数値をあげようと思えば、どうすればいいか。
簡単です。断熱材を厚くしてやればいいのです。
しかしながら数値はあがっても、果たしてその断熱材の入れ方が適切か。
例えば屋根断熱であれば必要のない小屋裏換気が
天井断熱であれば必要です。

こういったことが理解されないまま、設計施工をされてしまい
家を建てたばかりなのに、結露でビショビショというようなことが
現在でも行われているのです。

また、多くの住宅で使われているグラスウールは
施工のされ方で発揮される性能が異なります。
グラスウールの施工についてはまたの機会に綴ります。

【 C値 相当すき間面積 】

 住宅全体のすき間の合計面積を延べ床面積で割った値です。

計算によって導かれるUA値・Q値と違い、
こちらの数値は実際に一邸ごとに気密試験を行います。
大きなファンを回し、室内の空気を排出し
家の中を負圧にすることでどれだけの空気が入ってくるかを調べます。

穴の空いたストローではいくら吸っても飲み物は口に入りません。
同じように気密性の低い家では換気扇を回しても室内が負圧にならず
空気が外に出ないのです。
計画的な換気を行うのには、C値が1.0を切っている必要があります。
(数値が低いほど性能がよい)

性能をうたっているのに気密測定を行ったことの無い設計者は
本当に性能が担保されているのか、疑ってみてもよいと思います。
直近の物件でのC値はいくらくらいであったか、質問してみて下さい。

こられの基本的な性能に加えて、
日射の取得や遮蔽、換気計画、空調設備計画を行う必要があります。

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