設計事務所で家を建てるという方法は
あまり浸透していない選択肢かもしれません。
設計事務所で建てるといっても
施工は工務店が行うので実際に建てるのは工務店です。
分離発注といって、工務店を介さずに
施主さんが直接業者(大工、電気屋、水道屋など)を選定し
それぞれと直接契約する方法もありますが
それはまた別の機会にまとめてみたいと思います。
そして、設計事務所と言いながら
施工機能をもつ設計事務所や
工務店でも設計部門を持っている会社もあるので
設計事務所=設計業務だけでも仕事を請ける
工務店=施工だけでも仕事を請ける
という感じかな、と個人的には思います。
(この区分にあまり意味はありません)
設計事務所で家を建てるとなると、
工務店に払う金額とは別に、設計料・設計監理費用が発生します。
もちろん設計事務所を介さずに工務店のみで家を建てるとしても
図面を描き、申請などの業務は必ずありますので
全くゼロからのプラスではないですが、少し割高になります。
その価値を見出していただく為に
丁寧に、細かなところまで検討し
私たちは図面を描くのです。
つづく