お家づくりには、お金が必要となります
全てを自己資金で建てられるといいですが
多かれ少なかれ融資を受けることが現実的であるかと思います。
本日は先週末に工事請負契約を結ばせて頂いた
岡山市南区の平屋のお施主様と共に銀行へ。
融資の本申し込みに同行させて頂きました。
自己資金0円で住宅を建てることができるのか
本物件のお施主様は当初、全額借入での家づくりを考えられていました。
家づくりにかかる費用=
建物価格(設計費・工事費)+土地代+登記などの諸費用
諸経費も含めて借りられる住宅ローンもある為
自己資金0円で家づくりを行うこともできます。
しかし自己資金が多ければ、借りるお金が減ります。
借りるお金が減るということは、利息が減る為
総支払額を減らすことができます。
また、銀行によっては家づくりにおける自己資金の比率によって
金利が変わる住宅ローンもあります。
例)ARUHI スーパーフラット 2018/11/10現在
スーパーフラット8S(自己資金8割) 当初10年 年0.820% 11年以降 年1.070%
スーパーフラット9S(自己資金9割) 当初10年 年0.870% 11年以降 年1.120%
https://www.aruhi-corp.co.jp/product/super_flat/
上記の様に自己資金があるに越したことはありませんが
自己資金を貯めている間に金利や税金が上がってしまうことや
貯めている間のアパートの家賃などを考えると
貯まるのを待つことが賢明であるとは一概に言えません。
月々の支払額などを含めて、一緒に検討しましょう。
つなぎ融資とは
注文住宅を建てる場合、
建築費用を分割で支払って頂く必要があります。
当社では、契約時、着工時、上棟時、引渡し時に
それぞれ支払いをお願いしています。
しかし住宅ローンを借入れるのは住宅が完成するタイミング。
その為、土地取得の費用、中間金を住宅ローンで支払うことはできません。
え、やっぱり自己資金が無いとお家は建たないの?
いえ、そうではありません。
これらの支払の為に、住宅ローン借入れ(融資実行)までの間
一時的に借りるお金のことをつなぎ融資といいます。
つなぎ融資は住宅ローンと比べて金利が高く
また、手数料や印紙代なども必要となります。
これらも踏まえて資金計画をしっかりと行うことが大切です。