木を上手くつかう 【 岡山のヒノキ 】

ここ数年インプットに重きを置いていた為か
言葉を並べることに少し時間がかかるようになった気がします。
日本語という同じ言語を用いて、50の音を並べる。
知っている語彙の数に、差があるわけでなくても
その人の並べ方一つで、表現する内容や人を惹きつける力が変わる。
言葉っておもしろいよなぁと最近特に思います。
アウトプットリハビリ中の松原です。

さて、年明け早々に工事を着手した
湯郷温泉の旅館では西粟倉のヒノキをふんだんに用いました。

昨年はウッドショックという言葉が駆け巡り
木材が無い!と建築業界に激震が走りました。

とても不思議な話で、日本には山があり
少し走れば杉や桧がたくさん生えています。
ここではウッドショックの話は一旦置いておきますが
わたしたちの住む岡山は、ヒノキの生産量が日本一なのです。

桃や葡萄といった果物のイメージはあれども
ヒノキ、木材の一大産地であることは
認識されていない方もいらっしゃるかもしれません。

食材では馴染みのある、地産地消という言葉
もちろん建築でも大切なことで
地のものを、その土地で使う。
その為にはどういったことをしていけばいいか。
簡単そうで意外と難しい。だから木が無い、なんてことが起こる。
何が難しくさせているのか。それを打破するには。

そんな事を日々考えています。

写真は湯郷温泉の旅館の壁に貼ったヒノキと、笠木のヒノキです。
同じ素材でも、加工の仕方ひとつで表情が変わります。

笠木のヒノキは15センチの幅でゆったりと、ヒノキのもつ柔らかい優しさを。
壁に貼ったヒノキは3センチ幅で1.5ミリの目地をとり、リズムよく軽快に。

いつまでも見ていたい、いい空間に仕上がりました。

2022年

松原です。

住宅の新築工事を軸に
マンションリノベや店舗工事、と

今年もワクワクする案件が
続々と動き出しています。

昨年の完成した案件も
全く紹介ができてないかったので
発信に力を入れていきたいと思います。

岡山では温熱性能が良く、耐震性能が良く
デザインも整っている家をつくっている会社は
まだまだ少ない。

コンフェットではそれができるんだ、ということを
広く認知して頂ける一年にしていきます。


昨日、部屋の片付けをしていると
重いものを持ったわけでもないのですが
ぎっくり腰になってしまいました。

無駄な贅肉を削ぎ落とし
構造をしっかりつくる

家づくりも身体づくりも
根本は同じですね。

今年は体重も絞っていきます!

VERMILION

会社名の“コンフェット”は紙吹雪を意味する
『confetti』の単数形、confettoという単語で
住宅の新築や、お店のオープンを一緒にお祝いしたい
というところから名付けました。

その時に、もう一つ頭の中にあったのが
『vermilion(バーミリオン)』
朱色という意味の英単語です。

スピッツの曲で一番はじめに好きになった曲が
『スカーレット(scarlet)』= 緋色
だったこともあり、同じ赤系の色の英名、いいじゃん!

そして、ver. million (バージョン百万! 
厳密に言うとmilionとmillionでスペルが異なりますが)

何回も何回もバージョンアップ、
アップデートし続ける設計、会社、人でありたい!

そんなことを考えていたなぁと、
スタッフしばたの朱色のTシャツを見ながら
3年前の会社設立の準備期間を思い返しました。

よい物をつくるため、もっともっと精進しなくては!

まつばら

5月

週に一度はブログを投稿しようと思いながら
なかなか思うようにいかない松原です。

GWには江並の家の新築工事を終え、無事引渡しをさせて頂きました。
工事中には全然報告できなかったので
改めて紹介させて頂きたいと思います。

4月に入社してくれた柴田のおかげもあり
昨年の秋から慌ただしくしていた色々な仕事が
ようやく追いついて来ました。

入社からあっという間に1ヶ月が経ち
心強い相棒として毎日笑顔で働いてくれています。

新体制となったコンフェットでは
現在複数のプロジェクトが動いています。
住宅の新築工事、リノベーション、店舗工事
どのような形になるか、いずれもわくわくしながら
2021年度も楽しい1年となりそうです。

このわくわくを少しでもお伝えできるよう
今年度は発信も力を入れていきたいと思います。

まつばら

春の歌

この時期になると聞きたくなるのが、スピッツの春の歌

聞くと少し心がソワソワして、何か起こりそうな予感がする。

あたらしく何か始めたくなって、優しく背中を押してくれる一曲。


そんな春の歌のように爽やかな仲間が増えました。

現場監督の経験もあって、図面も描ける22歳。

今年は、何か起こせそうです。

松原                                              

第5回 日本エコハウス大賞

第5回日本エコハウス大賞 で協賛賞を受賞しました

家づくりを任せてくれた住まい手さん、
つくりたい家を形にしてくれた職人さん方
ありがとうございます。

エコハウス大賞とは意匠と性能の両面で優れた住宅のコンテストです。
意匠(デザイン)と違って性能(断熱性や耐久性、経済性)
は写真では分かりづらい部分なのでこういった賞を頂けたことで
より安心して家づくりを任せてもらえるのではないでしょうか。

指標としてきた賞なので受賞できてとてもうれしいです。
これを励みに、いい家づくりに邁進していきます。

岡山でエコハウスを建てるなら
岡山の地場工務店で建てるなら
コンフェットでと言ってもらえるように。

第5回日本エコハウス大賞 一次審査 審査結果のお知らせ

キッチン打合せ

家づくりで特に悩まれる場所であるキッチン。

おしゃれな家に住みたい、と思う奥様は
やはり一番こだわりたいポイントの一つではないでしょうか。
また、最近では共働きでご主人がキッチンに立つ時間も増えており
男性の関心も高まっているようです。

クリナップ、タカラスタンダード、パナソニック…
メーカーもたくさんありますし

各メーカー高価なモデルからお求めやすいものまで
2、3グレード揃えているので選択幅がとても広いです。
最近ではイケアやニトリもキッチンを用意していますね。

私たちの家づくりでは、なるべく空間に浮かない様なものを
おススメしていきます。

先月竣工した南区の平屋ではホーローがいいというお客さまの声から
メーカーはタカラスタンダードに決まりましたが
とある理由からお客様が選ばれたものより一つ安いグレードのものをおススメし
結果とても満足して頂きました。

これにはホーローの特性の一つが関与していたのですが
この話はまたの機会にしたいと思います。

倉敷の平屋ではキッチンは問屋町にあるSOWELさんにお願いする予定にしています。
いわゆる造作キッチンです。

一概に、メーカーもの、造作キッチンどちらがいいとは言えませんが
今回のプランではキッチンが空間を大きく印象付けることもあり
造作キッチンを選択しています。

造作キッチンのいいところの一つとして、細かいところまで決められる
ということがあげられます。

ささいなことを、ちょっと気にかけて作ってやるだけで
きれいにつくることができます。
今回もSOWELさんに少しややこしい要望を出してしまったのですが
快く引き受けて頂けました。

説明しないと誰も気づかない。
だけどなんだかスッキリ、きれいで居心地がいい。
そういったものを設計・施工していきたいと思っています。

問屋町 事務所開設

12月1日より問屋町の事務所に入居しました。

私が問屋町に初めて来たのは大学1年生の頃でした。
普段の生活は津島の辺りを自転車でうろうろする程度だったので
夜の問屋町へのドライブは、ちょっとしたお出かけ気分でした。
まだコーヒーの味も分からないのに一丁前に注文している姿を想像すると
自分のことながら微笑ましく、ほろ苦い思い出です。
とは言っても頼むコーヒーはいつも
甘いヘーゼルナッツシロップの入ったカフェラテだったのですが。

あの頃から変わらずあるカフェ、失くなってしまった雑貨屋。
今年は問屋町テラスもでき、より賑わっているようです。
変化も懐かしさも感じますが、この場所に事務所を借りることとなり
新しいスタート、気が引き締まる思いです。

入居したてで、まだ何もない空間ですが
少しずつ空間が埋まっていく姿を想像するだけでわくわくします。

今週は大工さんと電気屋さんが工事をしに来てくれる予定です。
気軽に寄ってもらえる事務所にしていきたいと思います。

岡山の設計事務所 コンフェット

2019年に新たに設計事務所を設立するべく
いろいろと準備をしています。

事務所の名前であるコンフェットとは
紙吹雪を意味します。
(confetti の単数形⇒confetto)

私たちのしごとは、新たなスタートの
お手伝いです。

そんな門出を、共に祝いたい。
楽しく、やさしく、やわらかく
そのような想いから事務所名をつけました。

岡山の設計事務所と言えば
岡山で住宅を建てるなら

設計事務所コンフェット

と、ふと名前があがるような存在になるべく
精進して参りたいと思います。