設計打合せ

妹尾の家の打合せを行いました。
前回の打合せを踏まえ
平面図、立面図、敷地配置図を提出しました。

大筋で合意を頂けたので、ここからは
さらに作りこんでいく作業に入ります。

住宅ごとに異なりますが、
だいたい一件で50枚程度図面を描きます。

2月着工、7月完成を目指して進めます。
完成見学会を行うご了承も頂けたので
夏休みにお披露目することが出来そうです。

岡山でリノベーション

新築の住宅を建てるには
建築士や施工管理技士といった国家資格が必要です。
しかしながらリフォームやリノベーションでは基本的に
資格が必要とされていません。
(※主要構造部をいじらない場合)

資格が無くていいので、誰でもできると言えば
誰でもできてしまうのですが
リノベーションにももちろん建築の知識が必要です。

私たちは、建築士、建築施工管理技士
省エネ建築診断士などの資格を取得していますので
安心して相談頂ければと思います。

本日は後楽園の近くに立つ鉄骨3階建の
購入を希望されている方にファーストプレゼンでした。

内装をきれいにすることはもちろんですが
リノベーションでは断熱工事も大切です。
今回のケースではグラスウールやスタイロフォームではなく
吹付断熱の選択がベターだと判断しました。

ラフプランと共に概算の見積も提出し
建物の購入価格と併せておおよその予算感を掴んで頂きました。
この週末にはご夫婦で家族会議が開催されるようです。

どのような方向に進むか、今は未だ分かりませんが
美しく、住み心地のよい空間を提供したいと思います。

岡山でリノベーションをするなら
設計事務所 コンフェット

建築を構成する6つのS

建築は6つのSで構成されていると言われます。

1.STUFF(家具)
2.SPACE PLAN(間仕切り)
3.SERVICE(設備)
4.SKIN(外壁)
5.STRUCTURE(構造)
6.SITE(敷地)

これらは層となり、
下に記載したものほど外部へ、
上に記載したものほど建物の内部に存在します。
また、下に記載したものの方が
循環のサイクルが長いと言えます。

たとえば敷地は普遍的に存在します。
家具や調度品は10年で買い替えるかもしれませんが
構造体や外壁は数十年そのままです。

つまり、間取り(2)を考えることも大切ですが
外壁(4)や構造体(6)をより長く持たせることが大切です。

『設計事務所』や、『デザイン』という言葉から連想されるのは
上質な空間、センスのよい内装というところかもしれません。

しかし、そこで止まってしまってはいけません。
敷地を読み解き、設備の配管計画や
構造体を長く持たせる方法を考えるのです。

6つのS、全てを踏まえて計画することが
建築設計事務所の仕事なのです。

岡山で高気密高断熱な家を建てる

2020年、住宅の断熱化が義務化されます。
まずは家の断熱性能を表す数値を抑えておきましょう。

【 UA値 外皮平均熱貫流率 】
住宅の各部位から逃げる熱損失を合計し、外皮面積(建物の表面積)で割って求めます

【 Q値 熱損失係数 】
住宅の各部位から逃げる熱損失を合計し、延べ床面積で割って求めます

UA = 家の外皮性能(断熱仕様構成の具合)
Q値 = 家の保温性能(最低室温確保の具合)

これらの数値をあげようと思えば、どうすればいいか。
簡単です。断熱材を厚くしてやればいいのです。
しかしながら数値はあがっても、果たしてその断熱材の入れ方が適切か。
例えば屋根断熱であれば必要のない小屋裏換気が
天井断熱であれば必要です。

こういったことが理解されないまま、設計施工をされてしまい
家を建てたばかりなのに、結露でビショビショというようなことが
現在でも行われているのです。

また、多くの住宅で使われているグラスウールは
施工のされ方で発揮される性能が異なります。
グラスウールの施工についてはまたの機会に綴ります。

【 C値 相当すき間面積 】

 住宅全体のすき間の合計面積を延べ床面積で割った値です。

計算によって導かれるUA値・Q値と違い、
こちらの数値は実際に一邸ごとに気密試験を行います。
大きなファンを回し、室内の空気を排出し
家の中を負圧にすることでどれだけの空気が入ってくるかを調べます。

穴の空いたストローではいくら吸っても飲み物は口に入りません。
同じように気密性の低い家では換気扇を回しても室内が負圧にならず
空気が外に出ないのです。
計画的な換気を行うのには、C値が1.0を切っている必要があります。
(数値が低いほど性能がよい)

性能をうたっているのに気密測定を行ったことの無い設計者は
本当に性能が担保されているのか、疑ってみてもよいと思います。
直近の物件でのC値はいくらくらいであったか、質問してみて下さい。

こられの基本的な性能に加えて、
日射の取得や遮蔽、換気計画、空調設備計画を行う必要があります。

本棚について考える

昨日のNHKスペシャル
AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第3回▽健康寿命

その中で健康寿命に最も影響するのは
運動や食事ではなく、『本や雑誌を読むこと』だということです。

「本を読む」ということは
好奇心や向上心、そしてそこからの活動につながる
そのことが健康寿命に大きく関係するようです。

スマホやタブレットの普及も一因ではあるでしょうが
20代、30代の読書量は年間に5冊以下という統計もあります。

幼少のころ私は両親や祖父母に本をたくさん与えてもらいました。
塾に通うでもなく、ほどほどに成績を残せたのは
読書量が関係しているのでは無いかと、今では思います。

その様な事からも家の中には本棚が必要だと考えます。

ズバ抜けて頭がいい人の「本棚」は何が違うのか

書評サイトHONZ代表の成毛 眞さんの著書です。

本は、選び方や読み方はもちろん
本棚への並べ方も重要です。

本棚の整理は頭の中の整理。
これから家を建てる方は
秋の夜長に一読して頂くとよいかもしれません。

岡山で自然素材で家を建てる

大量生産、大量消費の現代社会。
物質的に豊かな時代。
私たちが子供のころは今よりも物を大切にしていた気がします。
きっと私たちより上の世代はもっと大切にしていたのではないでしょうか。

なぜその様に変わってきたのか。
それは、たくさんのモノが安く手に入るようになったことが一因であると思います。

例えば、家具。

社会人になって購入したテーブルや、収納家具。
表面はプリント合板、芯材はぺーパーコア。
収入がまだ少ない中、安価で助かったけれど
傷や汚れが目立ちだすと、捨ててしまった。
という様なご経験は無いでしょうか。

一方で、田舎の机や箪笥、アンティークの北欧家具など
職人の手で丁寧につくられたものは、古くなっても
あたたかみや、美しさが感じられると思います。

こういったモノがなぜ、長い年月を経てもなお
愛着を感じることが出来るのかというと
無垢の木材(自然素材)で作られているから、だと思います。

住宅も同じです。
プリント技術が非常に発達し、
表面の凹凸まで再現した
本物そっくりな木目シートが印刷できるようになりました。
しかしながら、本物にはやはりかなわないのです。

安価なモノや、工業製品が悪いというわけではありません。
もちろん技術の進歩で恩恵をたくさん受けています。

しかしながら永く過ごす住まいなので
無垢の木材、珪藻土や漆喰などの左官、石材、など
自然素材を上手く使い
精神的に豊かな暮らしを提案したいと思います。

岡山駅東口広場

岡山駅東口に路面電車が乗り入れるにあたり
東口広場の改修工事が計画されています。

公募で集まった6者のデザイン案が公表されました。

【山陽新聞ニュース】駅東口広場イメージイラスト公表
http://www.sanyonews.jp/article/803358

市のホームページではデザイン案に対する市民の声を募っています。

【岡山市役所】駅前広場デザインに対する ご意見募集
http://www.city.okayama.jp/toshi/gairokoutsuu/gairokoutsuu_00228.html

私たちは住宅の設計が主たる業務でありますが
こういったプロポーザルやコンペにも積極的に
取り組んでいきたいと考えています。

さて、路面電車の乗り入れは23年度に運用開始だそうです。
西口も10数年前、マクドナルドや
びっくりラーメンがあった頃を思い出すと
あまりの変わりように、時の流れを感じます。

街の玄関口、岡山駅東口がどのような場所になるのか
今から非常に楽しみです。

岡山で設計事務所で家を建てる

設計事務所で家を建てるという方法は
あまり浸透していない選択肢かもしれません。

設計事務所で建てるといっても
施工は工務店が行うので実際に建てるのは工務店です。

分離発注といって、工務店を介さずに
施主さんが直接業者(大工、電気屋、水道屋など)を選定し
それぞれと直接契約する方法もありますが
それはまた別の機会にまとめてみたいと思います。

そして、設計事務所と言いながら
施工機能をもつ設計事務所や
工務店でも設計部門を持っている会社もあるので

設計事務所=設計業務だけでも仕事を請ける
工務店=施工だけでも仕事を請ける

という感じかな、と個人的には思います。
(この区分にあまり意味はありません)

設計事務所で家を建てるとなると、
工務店に払う金額とは別に、設計料・設計監理費用が発生します。
もちろん設計事務所を介さずに工務店のみで家を建てるとしても
図面を描き、申請などの業務は必ずありますので
全くゼロからのプラスではないですが、少し割高になります。

その価値を見出していただく為に
丁寧に、細かなところまで検討し
私たちは図面を描くのです。

つづく

根まわし

本日は植木屋さんに行ってきました。

事前にイメージし、
建物に合う形状の植栽を選定するのですが
もちろん木はそれぞれで形が違うので
出会いというか、その時々に
植木屋さんにいる木たちを見て
改めて配置を考えていきます。

そんな植木屋さんに並んだ木たちは
山から移してくる際、移した先でも元気に育つように
移植前に太い根っこを切り
新しい元気な根を出させます。

この作業を『根まわし』といいます。

仲間を集める水面下での動きや
物事の事前打ち合わせを意味する、根まわし。
元々はこの作業から来ています。

このように建築用語や、造園用語が転じて
一般的な使われ方をしているものがたくさんあります。

そういったものも語源を知るとおもしろいですね。

岡山で工務店で家を建てる

一通り大手ハウスメーカーのモデルハウスをまわった後は
家づくりの勉強を始めようと書店にいき
『岡山の注文住宅』や『TATERU』などのハウジング雑誌を手に取るのではないでしょうか。
ここで初めて【工務店で家を建てる】という選択肢が浮上した方も多いのでは。

一概に工務店といっても多種多様で
年間に施工する棟数も20棟建てる組織だった会社もあれば
2,3棟を家族で丁寧に施工していく様な会社もあります。

・もともと大工さん
木造住宅は木工事が工程の大部分を占める。
そこで大工さんがそれ以外の工事もとりまとめ、工務店として施工を行うケース。
ウェブ全盛のこのご時世には大工さんが施工事例をうまく世に配信するのは難しい。
しかしながらそんな中でも、確かな技術力をしっかりと配信している大工さん工務店も
岡山に見受けられる。

・FC系
パナソニックグループのテクノストラクチャーや、無添加住宅など
地域の工務店が看板とノウハウを借りる為、フランチャイズに加盟しているケース。
住宅業界のフランチャイズは数多く存在する。
FPの家、ソーラーサーキット、エアサイクル住宅、などなど。
イシンホームもフランチャイズである。(岡山が本部)

・温熱系
新住教やパッシブハウスジャパンといったグループに入り
常に新しい情報を交換し、高い性能を目指す。

・アーキテクトビルダー
工務店の家というとどうしても野暮ったいイメージがある中
設計事務所に負けない、高い設計力を売りにした工務店。
社内で設計と施工を一貫して行う為、
施工を考えた設計、設計の意図をくみ取った施工が行いやすい環境。

上記に挙げた以外の特徴を持つ工務店もたくさんあります。
工務店を探す際には、その工務店がどういった工務店なのか
特徴をしっかり掴む必要があるかもしれません。